楽天・日本株
マイクロキャップ・ファンド
愛称:スモールジャイアント

運用担当者からのご挨拶

運用担当者

楽天投信投資顧問株式会社
第二運用部長

平川 康彦

<主な経歴>
国内運用会社を経て、2019年楽天投信投資顧問株式会社入社。1991年より、一貫して日本株の企業調査、運用に従事

ニューノーマル時代の到来
「ニューノーマル」、「アフターコロナ」、といった言葉を目にする機会が増えました。
これから一体どんな世の中になるのでしょう。
確かなことはわかりませんが、日本そして世界では大きな構造変化が起こり、これまで当たり前だった生活様式が変化していくのではないでしょうか。「非接触型の経済」はキーワードの一つになるでしょう。
それでは、ニューノーマルの時代が到来したときに、どんな企業が成長していくのでしょうか。
我々、楽天投信投資顧問では、高い技術や独自のサービスを持つ企業は、どのような時代であっても変わらず成長していくと信じています。
このような企業は、特に小型株や更に時価総額が小さいマイクロキャップ株式の中に数多く存在しています。にもかかわらず、企業規模の小さいマイクロキャップ株式は、注目される機会が少ないことから、市場で放置(企業が本来持つ価値と市場価格にギャップが生じている)されるケースが多くなっています。
我々は、そんなマイクロキャップ株式の中から、中長期に亘ってしっかりとリターンを享受できる企業に厳選して投資してまいります。
皆様の資産形成に少しでもお役に立てれば幸いです。
2020年6月
ニューノーマル時代

マイクロキャップ株式(超小型株式)とは

日本の株式市場には、約3,600銘柄が上場されています。

当ファンドでは、上場企業のうち時価総額が500億円以下の銘柄を、マイクロキャップ株式としています。

マイクロキャップ株式の中には、小さく見えるけれども、光り輝く企業が数多く存在しています。

  • ※楽天投信投資顧問の定義
  • ※2020年4月末時点
きらきら

マイクロキャップ株式のパフォーマンス

マイクロキャップ株式は、直近10年で見るとTOPIXを大きく上回っています。特に、景気回復局面での利益変化率が大きく、結果として相対的に高パフォーマンスとなる傾向があります。

直近10年でみるマイクロキャップ指数とTOPIXの比較

マイクロキャップ指数とTOPIXの比較

※Russell/Nomura Micro Capインデックスは、日本市場における全上場銘柄のうち超小型株を対象とし、Russell/Nomura Total Marketインデックスの浮動株調整時価総額下位約5%の銘柄から構成されます。

※グラフ上:2010年4月末~2020年4月末、2010年4月末を100として指数化、グラフ下:2015年7月末~2017年11月末、2015年7月末を100として指数化

※Bloombergデータより楽天投信投資顧問作成

各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。

なぜ、今、マイクロキャップ株式なのでしょうか

波アイコン1

割安な株価水準に放置されやすい

  • マイクロキャップ株式は、担当するアナリストの人数が相対的に少ないことから、市場での情報が限定される傾向にあります。
  • また、バリュエーション面でも、割安に放置されている傾向にあります。

なるほどビジネスマン
波アイコン2

高い技術や独自のサービスを持つ企業が存在する

  • ニューノーマルの時代を迎え、さらに進展すると考えられる日本や世界の構造改革の中で、高く評価される技術や独自のサービスを持つ企業が存在しています。
  • 特にニッチ分野において、競争優位や独自性を有する会社が多く存在します。

上記はイメージであり、特徴やその内容のすべてを表したものではありません。

割安な株価水準に放置されやすい背景

マイクロキャップ株式は、担当するアナリストの人数が相対的に少ないことから、市場での情報が限定される傾向にあります。
当ファンドでは、その見過ごされている企業価値(企業が本来持つ価値と市場価格のギャップ)に着目して投資を行います。

日本株式市場時価総額・銘柄数およびアナリストカバー人数

※東京証券取引所、Bloombergのデータを元に楽天投信投資顧問作成

※規模別時価総額の定義:

大型株式:時価総額5,000億円超、中型株式:同2,000億円超5,000億円以下、小型株式:同500億円超2,000億円以下、マイクロキャップ株式:同500億円以下

  • 上記の内容は2020年4月末時点で楽天投信投資顧問が知り得る情報をもとに作成したものであり、今後記載の内容が変更される場合があります。
  • 上図はイメージであり、特徴やその内容のすべてを表したものではありません。

高い技術や独自のサービスを持つ企業
銘柄紹介

Amazia(4424)
セクター:情報・通信業 上場市場:マザーズ

無料購読の漫画アプリ「マンガBANG!」を運営、電子コミックを軸に余暇関連の複数コンテンツを展開

Amazia株価推移・広告市場規模
Amazia業績推移

運用担当者の注目ポイント

  • 電子書籍市場は年率+10%以上で拡大、今後も成長が見込める分野
  • 大手出版社から人気作品の配信が許諾されたことにより、売り上げは急拡大
  • ユーザーの特性を見極めながら、利用頻度や目的に応じた課金額の最適化に強み

※2020年5月末時点、株価推移:2018年12月19日~2020年5月29日、Bloomberg、会社IR資料をもとに楽天投信投資顧問作成

※マンガアプリ広告市場規模は、インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2019」より作成

※写真等はイメージです。

アセンテック(3565)
セクター:卸売業 上場市場:東証1部

仮想デスクトップを中核にITインフラ&ストレージ等を展開

アセンテック株価推移・広告市場規模
アセンテック業績推移

運用担当者の注目ポイント

  • テレワークを実現する方法として「仮想デスクトップ」の導入・拡大が見込まれる
  • 初期費用を抑えたサブスクリプション課金モデルを導入
  • 情報漏洩・BCP対応・働き方改革といった社会的な課題を解決するテクノロジー

※2020年5月末時点、株価推移:2017年4月25日~2020年5月29日、Bloomberg、会社IR資料をもとに楽天投信投資顧問作成

※写真等はイメージです。

上記の内容は2020年5月末時点で楽天投信投資顧問が知り得る情報をもとに作成したものであり、今後記載の内容が変更される場合があります。また、上記の銘柄はあくまで参考情報であり、将来の組み入れを示唆・保証するものではありません。また、特定の有価証券等の取得または売買推奨を行うものではありません。

大切なのは、光り輝く銘柄を発掘する目利き力

大切なのは、約2,660のマイクロキャップ銘柄の中から、光り輝く銘柄を発掘する目利き力。「木を見て、森も見る」の考え方を重視し、投資対象企業の調査だけでなく、中長期的な業界構造変化も注意深く調査し、投資アイデアを創出しています。

日本株式市場時価総額・銘柄数およびアナリストカバー人数
  • 資金動向、市況動向等に急激な変化が生じた場合、又は、投資信託財産の規模からしてやむを得ない事情が発生した場合等には、上記のような運用ができない場合があります。
  • 上図はイメージであり、特徴やその内容のすべてを表したものではありません。
  • 上記の内容は2020年4月末時点で作成したものであり、今後記載の内容が変更される場合があります。

モデルポートフォリオ

組入銘柄数:50銘柄

市場別組入比率

市場別組入比率

組入上位10業種

業種 投資比率
情報・通信業 37.5%
精密機械 10.0%
サービス業 8.0%
機械 8.0%
電気機器 7.5%
化学 5.5%
卸売業 4.5%
小売業 3.5%
その他金融業 3.0%
ガラス・土石製品 2.5%

組入主要銘柄

銘柄コード 銘柄名 業種 会社概要 市場区分
3031 ラクーンホールディングス 情報・通信業 スーパーデリバリー、クラウドベースの受発注システム、決済、保証、メーカーと工場とのマッチングサービスを提供する。衣料品、アクセサリーも販売。 東証一部
3565 アセンテック 卸売業 仮想デスクトップなどの情報セキュリティ・ソリューションのほか、ストレージ・ソリューションおよびクラウド・ソリューションのサービスを提供する。コンサルティング、保守サービスを展開。 東証一部
3916 デジタル・インフォメーション・テクノロジー 情報・通信業 業務用アプリケーションソフトウエアの開発・管理に従事。自動車搭載デバイス、モバイルデバイス、およびデジタル家電のための組み込み系ソフトウエアの開発も手掛ける。 東証一部
4424 Amazia 情報・通信業 モバイルアプリケーションを設計・開発するほか、漫画向けアプリの企画・運営、漫画の投稿、その他サービスを提供する。 マザーズ
4431 スマレジ 情報・通信業 小売店向けのクラウド型POS(販売時点情報管理)用金銭登録機を提供する。リアルタイムの売上情報、売上分析、製品情報などのサービスも手掛ける。 マザーズ
5290 ベルテクスコーポレーション ガラス・土石製品 コンクリート製品、原材料、その他製品を製造する。セラミック製品、フェンス、防災設備などの製品も提供。 東証二部
6941 山一電機 電気機器 IC(集積回路)ソケットや圧接コネクタの設計および製造、販売を行う。また、圧電セラミックス応用製品なども製造する。 東証一部
7065 ユーピーアール サービス業 パレット、物流機器などをリース、レンタル。車両ソリューション開発、貨物追跡、カーシェアリング、その他事業も展開。 東証二部
7748 ホロン 精密機器 精密機器製造会社。主に電子ビームを活用し、半導体製造に使われるマスクおよびウエハの微小寸法測定装置を開発・製造する。 JASDAQ
9889 JBCCホールディングス 情報・通信業 顧客の情報システムの企画、構築、導入、運用、保守などを行う。システムソリューションも提供。 東証一部

※2020年5月末時点のモデルポートフォリオの組み入れ比率となります。実際の運用時の組み入れ比率を保証するものではありません。

※業種は東証33業種

上記の銘柄はあくまで参考情報であり、将来の組み入れを示唆・保証するものではありません。また、特定の有価証券等の取得または売買推奨を行うものではありません。

当ファンドのリスクと費用について