反社会的勢力への対応について
2010年9月
反社会的勢力への対応に関する基本方針
反社会的勢力を社会から排除していくことは、社会の秩序や安全を確保する上で極めて重要な課題であり、反社会的勢力との関係を遮断するための取組みを推進していくことは、企業にとって社会的責任を果たす観点から必要かつ重要なことです。特に、公共性を有し、経済的に重要な機能を営む金融商品取引業者たる当社においては、当社自身や役職員のみならず、顧客等の様々なステークホルダーが被害を受けることを防止するため、反社会的勢力を金融商品取引から排除していくことが求められています。
そこで、当社は、公共の信頼を維持し、業務の適切性及び健全性を確保するためには、反社会的勢力に対して屈することなく法令等に則して対応することが不可欠であり、平素より反社会的勢力との関係遮断に向けた態勢整備に取り組む必要があるとの考えの下、以下の基本方針を宣言します。
- 1.組織としての対応
- 反社会的勢力への対応については、担当者や担当部署だけに任せずに経営陣以下組織として対応するとともに役職員等の安全を確保します。
- 2.外部専門機関との連携
- 当社は、平素から警察、暴力追放運動推進センター、弁護士などの外部の専門機関と緊密な連携関係を構築します。
- 3.取引を含めた一切の関係遮断
- 当社は、反社会的勢力との取引又は反社会的勢力の疑いのある取引が判明した場合には、直ちに契約等の解消又は契約等の解消に向けた措置を講じ、反社会的勢力の排除、一切の関係遮断に努めるものとします。
- 4.有事における民事と刑事の法的対応
- 当社は、反社会的勢力による不当要求など、有事の際には、必要に応じて民事及び刑事の両面から法的対応を行ないます。
- 5.裏取引や資金提供の禁止
- 当社は、反社会的勢力との裏取引、資金提供、不適切な取引など、不当な取引は一切行ないません。